フランス旅行は危険?大丈夫!注意点と対策を在仏日本人が教えます

フランス旅行の注意点と対策

フランス旅行は危険?大丈夫!注意点と対策を在仏日本人が教えます!旅行を満喫するコツは現地の空気と景色に溶け込んでしまう様な服装や行動がお勧めです。危機管理をしっかりすれば安全に楽しく旅行が出来ますので十分に楽しんで下さい。

    目次
  • 1.フランス旅行の前に必ず現地の情報収集をして安全確認をしよう
  • 2.治安の悪い地域や場所には絶対に近づかないこと
  • 3.周辺の状況に気を配る事
  • 4.自分の身は自分で守るのが基本
  • 5.貴重品類を盗まれなくする裏技
  • 6.携帯電話(スマ-トフォン)を使用する際のテクニック
  • 7.移動中や観光中の歩き方に注意する事

フランス旅行の前に必ず現地の情報収集をして安全確認をしよう

現在のフランスは2015年1月に起きたシャルリ-・エブド新聞社襲撃事件により発令された「フランス全土における緊急事態宣言」が引き続き継続されている状態にあります。2016年7月には14日に南フランスのニ-スの有名な観光地プロムナ-ド・デ・ザングレで、26日には北フランスのル-アン近郊でテロリストによる襲撃事件が起きており多数の死傷者が出ています。

だからと言ってフランス旅行を諦めてしまうのは非常に残念に思います。まず、自分が行きたい目的地について外務省の海外安全ホ-ムぺ-ジや在仏日本大使館のフランスのスポット情報や危険情報を調べておきましょう。個人旅行で御自分で宿泊先を手配する場合には安いからと金額だけで決めずに必ず滞在場所の治安や危険情報を確認してから決めないと実際に現地に着いてから怖い思いをしたり不具合が生じる事も少なくありませんので下調べは十分に行って下さい。フランス滞在中の日程やホテル名、航空会社名&便名は日本の家族や友人に伝えておきましょう。


治安の悪い地域や場所には絶対に近寄らないこと

フランス旅行で最も多く訪れるのは首都・パリだと思います。パリは真ん中を拠点に時計回りで1~20区に分かれています。どの地域が絶対に安全と言う事はありませんが比較的安心出来るのは7区と8区、16区の高級住宅街ですが、それでもスリや引ったくりなどは存在します。パリ市内では特に北方面や北を通る環状線付近と移民が多い10・18・19・20区や北駅周辺、モンマルトルの丘はフランス旅行初心者の方や女性同士の個人旅行では危険な地域や危険な事も多いので避けた方が無難です。特にブランド品のお買い物が目的の方はこの地区は絶対に避けましょう。

探検心の旺盛な方は興味本位で人が居ない小道や裏道などに入り込んだりせずに昼夜を問わずに必ず大通りを歩く様にしましょう。北駅や東駅は昼夜で雰囲気が全く違いますので夜間や早朝など人気の少ない時間や暗い時間帯には近寄らない様にしましょう。どうしても移動しなくてはならない場合にはホテルのカウンタ-でタクシ-を呼んで貰い入口の前で乗る様にします。もしホテルがこの地域にある場合にはなるべく早い時間に部屋へ戻り夜間や深夜の外出には十分に注意しましょう。ホテルでは部屋の鍵は必ずかけてドアの前に椅子やス-ツケ-スを置いておくと侵入者が防げます。

交差点の角にあるカフェや飲食店などは場所的に目立つので常に沢山の人が居て賑やかですがパリの無差別テロの時にはこれらの角地のカフェやレストランに居た人々が多数被害に遭っています。無駄に恐れる必要はありませんがこの様な場所にも気を配り注意した方が安全です。

周囲に気を配る事

旅行中は日本に居る時と違って常に危険を察知出来る様に気を配りましょう。近年、韓国人旅行者や中国人旅行者が一気に増加しておりフランス旅行中にも至る所でその姿を見かける事と思います。同じアジア人同志で似ているのでフランス人には区別がつかない様にも思えますが実際は見分けがつく人が意外にも多い事に驚きます。メトロ駅構内や街中に存在するスリや引ったくり達は素早く的確に日本人を見分けて狙って来ます。フランス旅行中の自由行動などでメトロやバスを利用する方も多いと思いますが乗車前や乗車中に自分の周囲に居る人間をジロジロ眺めるだけでも効果があります。

観光地での見学中や入場待ちの最中にも狙われない様に十分に注意しましょう。街中の観光中に急に路上に警官や警察車両が増えバリケ-ドが置かれる事がありますがその通りでデモが始まったり道路が閉鎖されるなど通常の状況ではないサインですのですぐにその場から離れましょう。何か事件が起きた場合に現場から離れずに携帯電話で撮影している人を多く見かけますが巻き込まれない為にも避難を優先しましょう。

最近のスリはロマ人が集団で居る事も多く子供からお年寄りまで幅広い年齢層と様々な組み合わせが多く居ます。暴力的な者も多く攻撃してくる場合もありますが、こちらが手を出しても全く問題ありませんので叩かれたら叩き返すか蹴り飛ばしても大丈夫です。相手が女子供の場合にも加減する必要はありませんので全力で闘いましょう。

自分の身は自分で守るのが基本

フランス旅行を安全で楽しいものにする為には自分の体と所持品は自分で守る以外に方法はありません。フランスでは日本と違い地味な服装の人が多く流行の物や服なども特にありません。ブランド物のバッグやお洋服を着ている人も日本からの旅行者が訪れる様な場所には皆無です。もし旅行中に高価なブランド品などの購入予定のある方は、そのまま観光地巡りやショッピングなどせずにお店を出たらタクシ-を利用してホテルへ一旦置きに戻りましょう。ホテルでは部屋に置きっ放しにせずス-ツケ-スやセキュリティボックスへ入れて必ず鍵をかけておきましょう。メトロやバスではスリや引ったくりの標的になってしまいますのでどうしても利用しなくてはならない場合には購入した商品が入るぐらいのエコバッグなどに移し替えると狙われにくくなります。

また、貴重品を入れて持ち歩くバッグは絶対にファスナ-付きで更にその上に覆い被さる蓋が付いたバッグがお勧めです。鞄は自分の前でガッチリ抱えてバッグの開閉口をしっかり押さえておけばスリの標的から逃れられます。ショルダ-の紐は太くてしっかりした物の方が安全です。外側にポケットが付いている場合には盗られても良い物だけを入れる様にしましょう。くれぐれも携帯電話やカメラなどを入れない様に気を付けて下さい。

女性の場合はアクセサリ-類にも注意が必要です。ネックレスやピアスの場合は引っ張って無理やり奪われる事もありますので小さめの物の方がお勧めです。あまり高価な物を身に着けていると付け狙われたりしますので着けない事も一つの方法です。

貴重品を盗まれなくする裏技

年々増えて行くスリや引ったくりから狙われる事なくフランス旅行を楽しんで頂く裏技をご紹介します。まず1番に狙われる物と言えば現金です。そして残念ながら最も多く盗まれている物も現金で、盗まれると100%戻って来ません。一瞬の隙を突いてバッグの中から職人技で盗み取られてしまいます。

さて、ではどうすれば防ぐ事が出来るのでしょうか答えは実に簡単です。盗られる物を持ち歩かなければ良いだけの話です。すなわち財布を持たずにバッグの内ポケットに直に入れて可能であればファスナ-の持ち手を外してしまいます。不可能な場合はファスナ-の持ち手を安全ピンでバッグ本体に開けられない様にしっかりと固定してしまいます。スリは時間がかかる物には手を出しませんので万が一バッグに手を入れられてもすぐに気づけるので阻止出来ます。実際に現金を使用する時は直ぐに出せないので多少の不便を感じるかも知れませんがこの方法ならば簡単に盗まれる心配はありません。

自分が使用するのに開けにくくて不便を感じるのなら相手も同様に感じ開けにくいほど被害を免れる事が出来ます。高額の現金をを持ち歩く必要のある場合などに役立つ方法です。小銭はズボンの前ポケットに直に入れて持ち歩くのが一番盗まれにくい場所ですが、これはジ-ンズなど自分の肌に密着して簡単に手を入れられない物に限ります。不自然に自分に近づく人間にはくれぐれも注意しましょう。

ホテルのセキュリティ-が信用出来なそうな場合(格安ホテルなどの場合、実際に多くあります)のパスポ-トなどの持ち歩きにもこの方法がお勧めです。スリには効果的ですが引ったくりには効果がないので引ったくりが心配な方は上着の内ポケット(しっかり閉める事が出来るもの)がお勧めです。手を入れられる事がない様にしっかり前を閉めて人混みでは胸の辺りで腕組をしていると襲われる事がありません。

携帯電話(スマ-トフォン)を使用する際のテクニック

日本では何不自由なくどこでも普通に使えるスマ-トフォンですがフランスでは現金に次いで盗まれる事の多い物です。フランス人はガ-ドが固いので街中で歩きながら使用したりカフェやレストランのテ-ブルに置く事はありません。日本人旅行者は普通にテ-ブルに置く人が多く一瞬で持って行かれる光景をよく見かけます。使用時以外は必ずバッグに入れて盗まれない様にガ-ドしましょう。電話をかける時には必ず立ち止まり壁や建物を背にして自分の前方や周囲の人間で自分を見ている者が居ないか注意しましょう。電話を持っている反対側の手で携帯電話を覆う様にガ-ドするだけでも盗難防止の対策になります。写真を撮る時には友人や家族に周囲を見張って貰う様にしましょう。日本に居る感覚でポケットに入れたりしない様に気を付けて下さい。

移動中や観光中の歩き方に注意する事

フランス人の歩き方は男女を問わずバッグをしっかり抱えて自分の体に密着させ足早に移動します。特に観光旅行の場合、数人で周囲を気にせずゆったりと歩いている人が多いのでスリのみならず引ったくりにも狙われてしまう残念な結果を招く事になりますが意識して足早に移動するだけでも街中やメトロで標的から外れます。買い物中も少し意識するだけで全然違います。フランス人女性はあまりヒ-ルは履かずに踵の低い靴が多く大股で歩きます。パリに長く住んで居ると速足での移動が身に付いてどこを歩くのも早くなりスリの顔も覚えられる様になります。最近のスリは昔と違って怪しい感じも一切なく身綺麗にしている者が増えているので見分けるのも難しくなっています。