外資系に転職したいあなたがキャリアダウンしないためにやるべきこと

外資系に転職キャリアダウンしないために

転職の選択肢として外資系企業は労働条件が魅力的であったり、自由な雰囲気が憧れであったりします。転職はキャリアアップのためにするものです、転職後にキャリアダウンとなる落とし穴も潜んでいます。外資系企業への転職でキャリアダウンを招かないためにやるべきこととその方法をご紹介します。

    目次
  • 1.外資系は何が違う?
  • 2.外資系企業の魅力
  • 3.キャリアダウンを伴う転職
  • 4.事前にやるべきこと
  • 5.転職後にやるべきこと
  • 6.日系企業での経験を活かそう

外資系は何が違う?

あなたは「外資系企業」にどのようなイメージを持っていますか?給料が高い?仕事が厳しい?しくじったらすぐクビになる?社内の飲み会を強要されない?私服勤務でよい?日系企業のような社内の煩わしい付き合いをしないでよい?大半の方は大体このようなイメージを持っているものかと考えます。

今まで日系企業に勤務していて転職の際に外資系企業に採用となった場合、期待と同時に不安を持つ方も多いかも知れません。ただ外資系企業と言っても日本国内に法人登記をした企業ですから日本の労働法に従わなければなりません。日本の労働法規に従って運営されている以上は日本企業と大差はありませんが、成果主義であることは事実です。

降格や解雇は日本企業と比較すれば、かなりドライにバッサリ実行します。せっかく転職をして一定の職位を得たのに降格となったり、解雇となりキャリアダウンの憂き目に会う場合もあります。特に突然の解雇は次の職場を探す準備期間がありませんからキャリアダウンとなる可能性が高いです。

外資系企業は年収の高さが魅力であったり、インセンティブが付くケースが多いので金銭的に魅力のある求人条件を提示しますが、落とし穴が多いことも事実です。外資系企業への転職を考えている方が転職後に後悔しないよう事前、事後にやるべきこと、注意すべきことをあげてみました。


外資系企業の魅力

転職先を探す場合に何を重視するかによるのですが、キャリアアップを目指すのなら外資系企業は最適と言えるでしょう。

まず収入面ですが日系企業と比較すれば、同年齢同程度の職位であっても、外資系企業の方が高収入を得られる場合が多いです。

仕事の進め方も個々人の裁量権が日系企業の場合よりも大きく、仕事のやりがいを求めて転職する人にも適していると言えます。裁量権が大きい分仕事の結果に対する責任も大きく、成果が上がらない場合は減給、解雇となることも珍しくありません。

業務で一定以上の成果を上げることができれば賞与なり昇給なりで評価が得られます。上昇志向の人にとってはやりがいがあり魅力的な転職先と言えます。

副次的な産物として英語の能力も向上しますから、一定期間外資系企業に勤務し、さらなるステップアップで次の外資系企業に転職する人も少なくありません。

キャリアダウンを伴う転職

キャリアダウンは二種類あります。職位が下がること、と収入が下がることです。

転職前からキャリアダウンすることを前提に転職するケースはまずないかと思います。転職はキャリアアップのためにすることで、キャリアダウンが前提であれば転職はするべきではなく、キャリアアップができる転職機会が探せるまで待った方がよいです。ただ困るのは転職後に意図せずキャリアダウンしてしまうことです。

日系企業の場合ですとよほどの事がない限り賞与の評価連動部分が減額される程度でしょうが、外資系の場合はキャリアダウンは日常茶飯事で行われますし、最悪の場合には解雇の可能性もあります。他より高い給与なのだから、それに見合った仕事の成果を出せない人材は不要だと言うロジックです。

また解雇とならないまでも、キャリアダウンを受け入れられずに再度の転職で退職する事例も多いです。外資系企業は従業員の定着率が低いと言われますが、成果主義の結果なので驚くことではありません。

事前にやるべきこと

外資系企業の場合、面接時に本国の人事や代表者、役員クラスと電話、テレビ、スカイプ等での面接が必須になりますから、自己PRをはっきりとできるよう事前に準備しておきましょう。

自分の強みを述べて転職したら会社のために何ができるか、英文で原稿を作成し、繰り返し読んで覚えておきましょう。要点だけを書いたメモを持って面接に臨むこともよいでしょう。

面接は英語でしょうが、きれいにしゃべろうとしないことです。発音などを気にするより、カタカナ英語でもよいので相手に自分が何を伝えたいのかを理解させることに注力しましょう。

英語インタビューを通じてあなたのコミュニケーション能力が試されているのですから、意思の疎通が取れることが大事です。相手にしてみれば英語が母国語でない人間が話す英語に発音の流暢さは期待していません。例えば英語を母国語としていない外国人と英語で話をする場合、あなたはどう感じますか?「へたくそな英語だけど意味はわかる」と思うケースがりますね?それと同じで、意味が通じることが最優先事項で発音や文法などはその次です。臆せず話しましょう。

またわからないことは無理をして知ったかぶりをせずに「わからない」、「これから入社までに勉強する」と正直に言いましょう。知ったかぶりは突っ込まれた時に対応ができなくなりますから、厳禁です。

転職後にやるべきこと

勤務先であなたを評価してくれる味方を作りましょう。個人プレーで味方がいないと、業績が上がらない時にバッサリ切られ、キャリアダウンを余儀なくされます。

日本法人の社長、役員クラスの人を味方にできればベストです。同僚よりは自分より職位が上の人を味方にした方がよいです。そのためには日常のコミュニケーション、特に報告と自己アピールは必要です。自分が何をやっていて、何に努力しているかを理解してもらい、今は業績が上がらず苦戦しているようだが、会社にとって必要な人物だ、と感じてもらえればよいのです。

外資系勤務で陥りやすい罠があります。外資系企業は実力主義なので、自分の業務だけに集中することが第一で日本の企業のような煩わしい人付き合いは不要、と言う考え方です。実力主義であることは事実ですが、自分が何をしているのかを理解している人間がいないと万一の事態が起きた時に孤立します、そして退職せざるを得ないかも知れません。

日系企業の文化がイヤで外資へ転職を希望する人もいるでしょうが、外資系企業と言っても日本国内に籍を置く以上、そこで働く従業員の大半は日本人です。また外国人が上司、同僚の場合であっても日常のコミュニケーションが取れていなければ、「いなくても困らない人」程度の評価しか得られずに不幸な結末となる可能性が大きいです。

日系企業での経験を活かそう

ここまでお読みの方は、外資系も日系企業も変わらないのでは?と言う疑問を感じるかも知れません。

企業は人が動かすものですから、外資であれ日系であれ、基本の所は変わらないのです。程度の差はありますが余り変わらないと思ってもよいでしょう。

筆者も外資系勤務ですが、事前根回しなどは業務をスムーズに進める上での日系企業の知恵だと思っていますし、それをすることで決済承認の時に詳細な説明が不要になるので、外国人に対しても受けが良いです。

外資系企業だから今までと違って余計なことはしなくてよい、のではなく日系企業に勤務していた時に上司、関係者に対してやっていたことと同じ接し方で自然体で日々の業務をすることをおすすめします。

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