女性に生命保険は必要なの?日本における保険の必要性と賢い選び方

女性に生命保険は必要なの?

自分は「専業主婦」「独身女性」だからって、生命保険を不要に軽くしていませんか?現代の日本女性の活躍は決して軽いものではありません。大切な家族、ご自身の夢を守るためにもしっかり賢く生命保険を選びましょう。

    目次
  • 今さら聞けない、生命保険とは?
  • 生命保険にできること
  • 女性にとっての生命保険、その必要性
  • 女性の生命保険の賢い選び方
  • まとめ

今さら聞けない、生命保険とは?

生命保険とは、簡単に言うと多くの人々がお金を出し合ってプールし、誰かに何かがあった時にそこからお金を出して治療や生活に役立てる、相互扶助という精神のもと成り立っています。

生命保険会社直営の営業さんが会社や自宅に保険の加入を勧めに来て、その会社の保険商品に弱冠言われるまま加入するのが主流だった時代もありますが、近年では保険の加入を考える人が生命保険専門の相談窓口、保険ショップなどに来店し様々な保険会社からあったものをチョイスして自分だけの保障を作る時代になってきています。


生命保険にできること

生命保険と一言で言ってもその種類、使い方は非常に様々です。みなさんは「生命保険」と聞いてまずどんなものを想像しますか?自分に万が一のことがあった時に家族に生活費を残すため、自分が病気した時の医療費のために、夫婦の老後のための貯蓄に、愛する我が子の学資のために、もちろん保険で準備可能です。ではもっと詳しく、生命保険でできることを見ておきましょう。

  • 1.入院費用・手術費用の準備
  • 2.入院治療以外の大きな病気の治療費用の準備
  • 3.万が一の時ご家族にお金を残す・貯蓄

1.入院費用・手術費用の準備

1日入院するとベッド代、食事代、パジャマ代などがかかります。ベッド代は病院によって、複数人部屋、一人部屋などで料金が違いますが、1日の入院費用の平均は20,990円(※生命保険文化センター「平成25年度 生活保障に関する調査」※直近の入院時の1日あたりの自己負担費用)とも言われています。ただこの調査は調査人数が少ないので偏りがありそうですが、その半分だったとしても1日の出費としはかなり大きいことが分かります。

多くの医療保険はこの「入院日額」の保障に併せその入院で行われる手術の保障もついています。保険会社それぞれで病気によって手厚い部分が変わってきます。ご自分の心配にあった商品を見つけることがポイントです。

2.入院治療以外の大きな病気の治療費用の準備

入院治療以外の治療とは、どんな病気を想像しますか?だいたいの病気は入院で治療するのではないか、と思われている方も多いと思います。厚生労働省の「平成26年 患者調査」によると、平均入院日数は31.9日となっています。しかしどの病気も完治したから退院というわけではありません。

退院後も治療が続く病気の代表として挙げられるのが、今や2人に1人が罹患するといわれている「がん」です。がんは退院後も長年に渡って治療が続きます。日々のお薬代をはじめ、定期検査、放射線治療などなど、非常に様々な治療が入院を要さず続きます。治療代はもちろんですが収入の減少や途絶に対応できるのも、こういった保険の特徴です。

3.万が一の時ご家族にお金を残す・貯蓄

万が一の時にご家族にお金を残す、これがいわゆる「生命保険」です。最初の最初はこの商品だけだったのですが、さまざまな保障のニーズに合わせた開発により種類が増えたため昔「生命保険」と言われていたものは今では「死亡保障」と言われることが多くなりました。さまざまな種類の総称として「生命保険」が使われています。

掛け捨ての死亡保障もありますが、解約返戻金と言われる解約したら返ってくる部分がついた商品があります。死亡保障ではありますが、その解約返戻金を目的に貯蓄の意味合いを持たせる加入の仕方も現代では主流です。学資保険よりも保障性と返戻率が良い場合もあり、死亡保障の解約返戻金を学資のための貯蓄として加入されることが非常に多いです。同じ理由で夫婦の老後資金、自分の夢への貯蓄に使われます。

女性にとっての生命保険、その必要性

ここでタイトルの「女性に生命保険は必要なの?」に迫っていきたいと思います。さっそく結論から言うと「とても必要です」。「私は女性だから生命保険は少しでいい」ですとか、「私は専業主婦だから生命保険はなくても大丈夫」なんて思っていませんか?この章では女性の生命保険の必要性を専業主婦の場合と働く独身女性の場合と分けて見ていきましょう。

専業主婦の場合

  • 入院・手術費・治療費の大きな出費
  • お子様の保育費用
  • 家事全般の代行

専業主婦のお仕事を年収に置き換えると1500万円とも言われています。稼働時間は週100時間にもなります。朝起きてから寝るまでの間にこなしているそのお仕事を、入院の場合は数日間、万が一亡くなった場合はずっと、こなす人がぽっかりいなくなるのです。苦労するのはご家族でありお子様です。しっかりそのお仕事に見合った準備が必要です。

働く独身女性の場合

  • 入院・手術費・治療費の大きな出費
  • 収入の減少、途絶
  • 将来への不安解消

病気になるとやはり入院や手術、先ほども触れたように入院以外の治療でお金がかかります。大切に貯金してきたお金が治療費に消えてしまうのを阻止できるのも保険の力です。

治療費に貯金が脅かされるのを阻止しても、治療のためお仕事を休めば収入の減少、途絶が予想されます。家賃や水道光熱費代、携帯電話代などは入院して家にいなくても発生します。今までの生活水準を守るためにもしっかりとした保障を準備しておくことが重要です。

病気になっては社会復帰が難しく大きな貯蓄が必要になることもあります。生活を守ることに加え、奨学金の返金費用やローンの返済も続きます。その不安に対応できる保障ももちろん必要ですが、もし自分に万が一のことがあった場合、将来する予定だった親孝行分は残しておきたいを考える方も多く見られます。

女性の生命保険の賢い選び方

さて、ここまで見てきた生命保険ですが、女性にとっても非常に必要なものだということが分かりました。では一体どんな保険を選ぶことが賢い選び方と言えるのでしょうか。

生命保険の選び方は、専業主婦、働く女性、独身女性、さまざまな生き方の数だけ正解があります。と、言ってしまうと参考にならないのでいくつかケースをご紹介したいと思います。

医療保険+重大疾病保険+収入保障+貯蓄系保険

ご自身のために準備する保障としてはこれ以上の安心はないでしょう。ただ貯蓄系の商品以外の多くは掛け捨ての保険になりますので月々の出費も悩ましいです。

重大疾病保険+貯蓄系保険

上記から掛け捨ての部分を大きくカットしたケースです。入院費は高額療養費制度を利用するとそんなに高額にならない場合もありますので、通院治療が長期間続く重大疾病に重点を置き、あとは貯蓄しておくケースもお勧めです。

貯蓄系保険のみ

著者が保険ショップの窓口にいた頃、相談に相談を重ねた結果掛け捨ては一切せず、その分の金額をすべて貯蓄系にまわすという準備の仕方も少なくありませんでした。貯蓄系は加入から期間が経たず解約すると元本割れするリスクもありますが、その期間さえ越えてしまえば非常に流動性の高い貯蓄と言えます。

まとめ

今までは一家の大黒柱が大きな生命保険を準備し、家庭を守る女性はおまけみたいな保険に加入するとこも多かったようですが、女性の社会進出や、家庭での役割の重要性が見直され、どんな立場の女性にとっても生命保険は重要なものと言われる様になりました。

また若い頃に加入したまま放置し、生活環境が変わっているにも関わらずそのままにしている場合も見直しが必要です。自分が女性だからと言って、保障を軽くするのではなく、環境にあった保障をしっかり準備することが重要です。

この記事を最後まで読んで下さったのも、何かのきっかけではないでしょうか。普段考えない生命保険についてこれを機会に考えてみてはいかがでしょうか。