自宅が本格陶芸工房に!家のオーブンで簡単にできる自宅陶芸の方法


自宅陶芸の方法

従来なら手間隙がかかりそうだと言われて敬遠されていた陶芸も、今では家で簡単にできるようになり、「自宅工房」も夢ではなくなりました。今回は、オーブンでできるオーブン陶芸の方法を紹介します。

    目次
  • 1.オーブン陶芸ができるって、本当?
  • 2.オーブン陶芸の魅力って?
  • 3.オーブン陶芸に必要な道具は?
  • 4.オーブン陶芸を実際にやってみよう!

オーブン陶芸ができるって、本当?

最近、陶芸仲間からこんな話を聞かないでしょうか。(特に女性)

友人「最近さ、オーブン陶芸始めてみてね、それでこんな作品できたんだ?。いいでしょ?」
あなた「いいね?!(オーブン陶芸ってなに?)」

A「オーブン陶芸、本当簡単!やってみるといいわよ」
B「じゃあ、今度やってみるね!」
あなた「(オーブン陶芸ってなに?)」

「オーブン陶芸」という言葉だけは聞いたこともある人が多いかと思いますが、今でも「オーブンで陶芸ができるの?」とにわかに信じがたいと思っている人も多いかと思います。

オーブン陶芸の原理は、通常の陶芸用の粘土の中に熱で固まる樹脂がミックスされた特製のオーブン陶芸用粘土をこねて、それをオーブンで加熱して固めるというものです。

通常の陶芸用粘土は年度の基本原理である「焼くと固まる」「水をいれると粘り気が出る」を利用して、長期間に渡って焼きと乾燥を繰り返して完成させるものですが、オーブン陶芸では粘土だけで粘土を作らないことによって、手軽に陶芸ができるようにした粘土を使います。

オーブン陶芸の魅力って?

そんなオーブン陶芸の魅力には、どのようなものがあるのでしょうか。

初心者でも気軽に始められる

若い人の間で「ハンドメイドブーム」が到来している今でも、従来型の陶芸を学ぶには、おじいちゃんやおばあちゃんが多い陶芸教室に通わなければなりません。

しかも、陶芸教室には「年功序列」「師弟関係」に代表されるような昭和的な雰囲気があり、その雰囲気がキツイと感じる人は厳しく感じるかと思います。

その点オーブン陶芸は自分1人で始められますし、不安があれば教材付きのキットを買ったり、レシピ本を買えばある程度は進められるでしょう。始めるまでハードルが低いのも魅力です。

お金がかからない

自宅に機材などを運ぶと莫大なお金がかかりますし、陶芸教室も安い値段でやっているわけではありません。また、陶芸教室に通っても諸費用は自己負担となりますので、どうしても家計を切迫します。

その点オーブン陶芸は、5000円からで売られているスターターキットを買うだけで始められます。この値段なら、簡単に自宅を陶芸工房にすることができます。

かわいい作品が作れる

従来の陶芸で作れる作品は、よく言えば大人っぽい、悪く言えば堅苦しい作品が中心です。その点、オーブン陶芸では「自宅工房」にふさわしい素朴な作品を作ることができます。

色付けや模様付けが自由にでき、それからあらゆる形のものが作れるため、工夫次第ではブローチやネックレスなどといったファッションアイテムにも使えるような作品が作れます。インスタ映えするのも助かりますね!

できあがりもスムーズ

通常の陶芸では、こねてから焼き上がるまでに1ヶ月もの時間を要します。しかし、オーブン陶芸では、こねてから数日?1週間程度でできあがります。しかも、オーブン陶芸はいつでもすることができ、こねたいときにこねることができます。

これなら、大切な人へのプレゼントに悩んだ時にオーブン陶芸で作った作品を送ることもできますね。

オーブン陶芸に必要な道具は?

そんな簡単で自宅が陶芸工房になるオーブン陶芸をするには、どのようなものが必要なのでしょうか。

粘土

オーブン陶芸専門の粘土を買いましょう。普通の陶芸用の粘土を選んでも、家に大規模な設備がない限り、確実に失敗します。

延べ棒

粘土を伸ばすときに使います。市販で売られているクッキー生地を伸ばすために使うものでも問題ありません。

タタラ板

粘土を均一に伸ばして、キレイな平らを作るには必須の道具です。陶芸用のものでなくても、2mmと5mmの2つがあればなんとかなります。ホームセンターに行けば、タタラ板にしやすい木材をこちらが求めるサイズにカットしてくれます。

ワイヤー

粘土を切る際に使います。市販のものを買ってもいいですが、ワイヤーに持ち手をつけて自作してもいいでしょう。

かや

粘土を型にはめたり、粘土に布のでこぼこをつける時に使います。家にない人や、簡単に済ませたい人はガーゼでも代用可能です。

ポンス

粘土に一定の大きさの穴をつけるために使います。ただ、用途によって使い分けるものなので、その時々で買った方がいいでしょう。

カンナ

装飾に使います。ただ、こちらもその時々で買った方がいいでしょう。ポンスとカンナは、初心者向けのセットがあればそれを買ってしばらくはしのいでもいいかもしれません。

はり

タタラ板に印付をしたり、タタラ板をカットするときに使います。こちらはオーブン陶芸に欠かせないアイテムですので、すると決めたらすぐに買いに行きましょう。

木べら

粘土の成形作業で、これがあると簡単に粘土の形を整えることができます。指でやる方法もありますが、道具を使った方が断然早く済みます。

かきベラ

台形を作ったり、表面を整えるときに使います。木べらと同じようなものですが、平らな面を作るときはこれがあると簡単に済ませることができます。

オーブン陶芸を実際にやってみよう!

オーブン陶芸に必要な道具を揃えたら、実際にするために方法を知っておきましょう。

1、粘土を成形する

通常の陶芸でも、オーブン陶芸でも、成形していない粘土を焼いたりオーブンに入れると、ただの置物ができてしまいます。自宅にあるクッキーの伸ばし棒で良いので、必ず伸ばしましょう。

2、乾燥させる

粘土を成形したら、3日から6日ほど乾燥させましょう。日数は作っているものの大きさや気候に左右されますが、6日もあればおおよその作品は乾燥します。いくら簡単とは言っても、極端に小さい作品や大きい作品はプロの方に聞いた方がいいかもしれません。

3、着色する

粘土を成形して乾燥させたら、化粧土を使って好きな色に粘土を着色していきましょう。焼いたあとも「絵付け」で絵をつけられますが、ベースとなる色はここでつけておきましょう。着色しなくても良い場合は、そのまま焼き作業に入ります。

4,オーブンで焼く

化粧土を使わない場合は粘土が乾いたら、化粧土を使った場合は化粧土が乾いたら、オーブンでの焼き作業に入っていきましょう。焼き作業に要する時間はものによりますが、温度は家にある普通のオーブンで160度から180度で十分です。

5、コート剤を塗る

オーブンで焼いた作品が冷えたら、コート剤を塗りましょう。このコート剤を塗ることにより、陶器本体が保護され、さらに独特のツヤが出るようになります。コート剤1つで作品の印象はだいぶ違ってきますので、コート剤をいくつか買ってコート剤違いで作品を作るのもいいかもしれません。

6、絵付け

陶器になにか絵を付けたいときは、下地となる陶器が完成してからしましょう。ただ、あくまでも「絵付け」ですから、陶器のベースとなる色をつけたいのであれば、3番の段階でやっておきましょう。


オーブンで作る簡単陶芸

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