ベランダや庭の家庭菜園で子供の野菜嫌いを克服する!野菜作りの方法


ベランダや庭の家庭菜園で子供の野菜嫌いを克服

子どもの野菜嫌いを克服するために効果抜群の、家庭菜園で子どもと一緒にする野菜作りの方法をお教えします。庭の片隅でもベランダでも簡単にできて子どもの食育にも役立ちます。

    目次
  • 1. 家庭菜園で野菜の成長を子どもと一緒に見守る
  • 2. 庭の一坪菜園、またはベランダのプランター菜園から始めよう
  • 3. ホームセンターに行こう
  • 4. 野菜作りで子どもが学べること、味わえる喜び


家庭菜園で野菜の成長を子どもと一緒に見守る

子どもの野菜嫌いを克服する第一歩は、野菜に興味を持ってもらうことです。その意味で家庭菜園はぴったりです。野菜といえば「残さないで食べるのよ」といつも言われる嫌なものと思っている子どもに、まったく別の観点から野菜を見せることができます。

苗から育てても、種から育てても、野菜は日々すくすくと育ちます。そして子どもは意外と「育てる」ことが大好きです。育てられるばかりではなく、何かを自分の管理下に置いて飼育し、保護することで、子どもにお兄ちゃん、お姉ちゃんの自覚が芽生えるのです。親と一緒に野菜を育てることで、お手伝いをしていると思えることも子どもの歓びです。

そうは言っても、そもそも親が野菜作りをしたことがない―というときも心配はいりません。それはマイナスではなくむしろプラスの条件です。初めての野菜作りは疑問もいっぱいわきますが感動もいっぱいです。それを素直に子どもと共有すればいいのです。

もう1つ、初めての野菜作りのメリットは、ずばり野菜がよくできることです。同じ土地で3年、4年と野菜を作っていると、病虫害が増えて野菜の育ちが悪くなる連作障害が出がちです。「野菜作りってこんなに簡単なの」と思えるほどよくできるのが最初の1~2年です。


→  はじめての野菜づくり家庭菜園で楽しむ



庭の1坪菜園、またはベランダのプランター菜園から始めよう

自宅に庭がある人は1坪(畳2畳ぶん)を菜園スペースとして確保しましょう。もちろんスペースに余裕があれば2坪でも3坪でも良いのですが、1坪でも充分楽しめます。マンションの場合は、プランター2~3個からのスタートが良いでしょう。

育てやすく子どもが興味を持ちやすい野菜には次のようなものがあります。夏野菜は苗を買ってきて育てるものが多く、秋冬野菜は種をまいて育てるものがほとんどです。子どもはとくにトマトやキュウリなど実ができる野菜に興味を持ちます。じゃがいもやさつまいもを土から掘り出すもの大好きです。種から芽が出て、双葉から本葉へと育っていく姿も子どもに感動を与えます。

夏野菜(4月~9月)

  • ミニトマト
  • ピーマン
  • キュウリ
  • ゴーヤ
  • オクラ
  • ジャガイモ
  • さつま芋

秋冬野菜(10月~3月)

  • ダイコン
  • ニンジン
  • カブ
  • ほうれん草
  • 小松菜
  • リーフレタス

ホームセンターに行こう

野菜作りに必要なものはすべてホームセンターに揃っています。育てる野菜によって必要に応じて購入しますが、まず揃えておきたいのは次のようなものです

庭の菜園の場合

  • 先のとがったスコップ(土を深く掘り起こすことに使います)
  • 鍬(土を耕すときに使います)
  • 移植ごて(苗を植えるときに使います)
  • 支柱(トマトの茎を支えたり、ネットを張るときに使います)
  • ネット(キュウリやゴーヤのつるをはわせるのに使います)
  • ジョウロ(水やりに使います)

以上は道具類ですが、この他に土づくりのために苦土石灰、牛糞堆肥、肥料などか必要です。もちろん苗や種もホームセンターで購入できます。苗はホームセンターに売っているときが植え時です。

ベランダのプランター菜園の場合

  • プランター(作る野菜に応じていろいろな形、深さ、大きさのものがあります)
  • 野菜用培養土(プランターに入れるだけですぐに使える土です)
  • 移植ごて
  • 支柱
  • ネット
  • ジョウロ
  • 液体肥料(プランター栽培では水で薄めて使う液体肥料が便利です)

ホームセンターで道具をそろえるときも子どもと一緒に行くと良いでしょう。たくさんの苗や野菜の絵を描いた種の袋にも子どもは興味津々です。

野菜作りで子どもが学べること、味わえる喜び

野菜作りのスペースを確保していちおうの道具が揃ったら、作る野菜を決めてその苗を植えるか種をまいて、子どもと楽しむ菜園ライフのスタートです。それぞれの野菜の育て方は本やネットで調べながら少しずつマスターしていかなければなりませんが、ここでは大人も子どもも味わう野菜づくりの喜びや感動のいくつかをご紹介します。それが子どもにとっては命や食べ物の大切さを教える食育にもつながります。

種から芽が出る

当たり前ですが、自分で種をまくと芽が出るだけで大きな感動です。また、種にはいろいろな大きさや形があること、出る芽も野菜によって違うことも、種を触ってまいてみて初めて分かることです。

間引いて育てる

初めのうちはせっかく出た芽を間引くのが可哀そうに思いますが、それが野菜を大きく育てるために必要なことだと学びます。

成長が早い

キュウリは5月初めに苗を植えるとどんどん蔓を伸ばして1ヶ月くらいで収穫が始まります。トマトも小さな苗を植えてから1月半くらいで1メートル以上に茎が伸びて、葉を茂らせ、実も色づきはじめます。

葉の形や枝の延び方も野菜によっていろいろ

ダイコンの葉とカブの葉は形が違います。キュウリは広く丸い葉でトマトは細くギザギザの葉です。これも当たり前ですが、スーパーでキュウリやトマトを見ているだけでは分からない新鮮な知識です。

野菜も花が咲いてそこに実がなる

夏野菜に多いのは花が咲いてからそこに実をつけるものです。ナスビの花は紫色で、トマト、キュウリ、スイカは黄色、ピーマンは白と花の色はいろいろです。野菜を育てると、総体的に野菜の花は小さく、黄色が多いことに気づきます。しかし、オクラの花は色は黄色ですが、大きくあでやかな花を咲かせます。

秋冬野菜は花が咲く前の未成熟な野菜の葉や根を食べるものがほとんどです。春が近づいて花が咲き始めると「トウが立つ」といって食味が悪くなります。

野菜の種類によって寄ってくる虫もいろいろ

トマトにはほとんど虫がつきませんが、ナスビにはニジュウヤホシテントウやハダニがついて葉を食い荒らします。キュウリにはウリハムシが葉を食べに来るので苗のときはとくに気をつける必要があります。

野菜によって防虫対策もいろいろで、なるべく農薬を使わないで野菜を守る方法も学ぶことができます。大根や小松菜など秋冬野菜を育てていると、葉を食い荒らす青虫の卵を産みつけるモンシロチョウが嫌いになったりもします。

収穫の喜び

もちろん野菜作りのクライマックスは収穫です。ミニトマトを赤く色づいたものから収穫し、ピーマンは赤くなる前に適当な大きさになったら収穫します。キュウリやオクラは1日取り遅れると大きくなりすぎることも学ぶことができます。

なんと言っても感動的なのは土を掘るとゴロゴロ出てくるジャガイモやさつま芋の収穫です。幼稚園のイベントの芋掘りも楽しいですが、自分で育てた芋を自分で掘る喜びには及びません。

自分で育てた野菜を食べる喜び

そして野菜嫌いを克服するためにもっとも期待できる家庭菜園のメリットは、自分で育てた野菜を食べる喜びがあることです。味覚は先入観に支配されやい感覚なので、自分で育てたピーマンならそれまでのピーマン嫌いをすっかり忘れてパクつくということも充分あり得ます。

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